更新日時:
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数式の略し方 掛け算 割り算 |
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著作名:
OKボーイ
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とても長い計算式を解くときに、毎回毎回×や÷を書いていると、いくら時間があっても足りなくなってくることがあります。
この×や÷を含んだ計算式を、より簡単に表示する方法がありますのでそれを説明します。
「a×b」という掛け算の式があったとしましょう。このとき「a×b=ab」と、×を省いて短く表示することが可能です。
では「a×(b+3)」の場合はどのように表示できるでしょうか。
同じように×を省いて「a×(b+3)=a(b+3)」と表示することができます。いかがですか?簡単ですね。
同じ文字を何回もかけるときいて「?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
例をあげてみましょう。例えば
のような場合です。2を4回掛けていますね。このような計算式の場合、×と何回も書かなければいけません。
これを簡便にすると、と表すことができます。
2を4乗(じょう)するといいます。2を3回かける場合は(2の3乗)になります。
ちなみに2を1回かけるという場合(あまりありませんが)はと表せます。
文字と数字が入り組んだ式とはやのような式のことです。
これらをまとめると、それぞれ
、
となります。
文字と数字がある場合、数字を優先して文字の前に出すことが決まりですので忘れないでおいてください。
最後は割り算の省略についてです。割り算は、分数式に治すことで簡便に書き直すことができます。
という式があったとします。
例えばみなさんは、を
としますよね?
それと同じように は
と表せるのです。
いかがでしたでしょうか?
省略できるものは省略した方が、計算のスペースもとりませんし、書く文字が減ってきますので計算の速度も上がってきます。覚えておいて損はないはずです。
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