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羌とは わかりやすい世界史用語528 |
著作名:
ピアソラ
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羌とは
羌は、中国の歴史において重要な役割を果たした民族の一つであり、五胡の一つとして知られています。五胡とは、中国の歴史において、4世紀から5世紀にかけて北方から中国に侵入し、様々な王朝を築いた五つの異民族を指します。これらの民族には、匈奴、羯、鮮卑、氐、そして羌が含まれます。
羌族は主に現在の中国西部、特に四川省や甘粛省の高地に住んでいました。彼らは主に牧畜を生業としており、羊やヤギを飼育していました。また、羌族はチベット語族に属する言語を話していたとされています。
羌族の歴史は非常に古く、紀元前17世紀から11世紀にかけて存在した殷王朝の時代から記録されています。『尚書』という古典によれば、羌族は周王朝の武王の殷王朝征服を支援したとされています。このように、羌族は古代中国の歴史において重要な役割を果たしてきました。
4世紀から5世紀にかけての五胡十六国時代には、羌族は他の異民族と共に中国北部に侵入し、様々な王朝を築きました。この時期、羌族は特に前秦や後秦などの王朝に関与しました。前秦の建国者である苻堅は、羌族の支援を受けて勢力を拡大し、一時は中国北部を統一しました。
羌族の文化や宗教も非常に興味深いものです。彼らは独自の宗教を持ち、自然崇拝や祖先崇拝を行っていました。また、羌族の村には古代からの見張り塔が存在し、これらは現在でも四川省の北部に残っています。
現代においても、羌族は中国の少数民族として認識されており、彼らの文化や伝統は保護されています。特に四川省の北部には、羌族の伝統的な村が多く存在し、観光地としても人気があります。これらの村では、羌族の伝統的な建築様式や祭り、手工芸品などを見ることができます。
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