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古文単語「おちいる/落ち入る/陥る」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
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おちいる/落ち入る/陥る
このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「おちいる/落ち入る/陥る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行四段活用
未然形 | おちいら |
連用形 | おちいり |
終止形 | おちいる |
連体形 | おちいる |
已然形 | おちいれ |
命令形 | おちいれ |
■意味1:自動詞
落ちて中に入る、はまる。
[出典]:大進生晶が家に 枕草子
「みな落ち入り騒ぎつるは。」
[訳]:みな(道の穴に)落ちてはまり大騒ぎでしたよ。
「みな落ち入り騒ぎつるは。」
[訳]:みな(道の穴に)落ちてはまり大騒ぎでしたよ。
■意味2:自動詞
くぼむ、へこむ、陥没する。
[出典]:紅葉賀 源氏物語
「目皮いたく黒み落り入りて...」
[訳]:まぶたがたいそう黒ずみくぼんで...
「目皮いたく黒み落り入りて...」
[訳]:まぶたがたいそう黒ずみくぼんで...
■意味3:自動詞
死ぬ。
[出典]:嗣信最期 平家物語
「手負ひのただ今落ち入るに...」
[訳]:負傷者がたったいま死んだので...
「手負ひのただ今落ち入るに...」
[訳]:負傷者がたったいま死んだので...
■意味4:自動詞
(川などが)
流れ込む。
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