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沙石集『歌ゆえに命を失ふ事(天徳の御歌合のとき〜)』の品詞分解
著作名: 走るメロス
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忠身、心憂くおぼえて、心ふさがりて、不食の病つきてけり。頼みなきよし聞きて、兼盛とぶらひければ、


忠身、
心憂く形容詞・ク活用・連用形
おぼえヤ行下二段活用・連用形
て、接続助詞
ふさがりラ行四段活用・連用形
て、格助詞
不食
格助詞
つきカ行四段活用・連用形
完了の助動詞・連用形
けり。過去の助動詞・終止形
頼み
なき形容詞・ク活用・連体形
よし
聞きカ行四段活用・連用形
て、接続助詞
兼盛
とぶらひハ行四段活用・連用形
けれ過去の助動詞・已然形
ば、接続助詞



「別の病にあらず。御歌合のとき、名歌詠み出だしておぼえ侍りしに、殿の『ものや思ふと人の問ふまで』に、

「別
格助詞
断定の助動詞・連用形
あら補助動詞・ラ行変格活用・未然形
ず。打消の助動詞・終止形
御歌合
格助詞
とき、
名歌
詠み出だしサ行四段活用・連用形
接続助詞
おぼえヤ行下二段活用・連用形
侍り丁寧の補助動詞・ラ行変格活用・連用形
過去の助動詞・連体形
に、格助詞
殿
格助詞
『もの
係助詞
思ふハ行四段活用・連体形
格助詞
格助詞
問ふハ行四段活用・連体形
まで』副助詞
に、格助詞



あはと思ひて、あさましくおぼえしより、胸ふさがりて、かく重り侍りぬ。」と、つひにみまかりにけり。

あは感動詞
格助詞
思ひハ行四段活用・連用形
て、接続助詞
あさましく形容詞・シク活用・連用形
おぼえヤ行下二段活用・連用形
過去の助動詞・連体形
より、格助詞
ふさがりラ行四段活用・連用形
て、接続助詞
かく副詞
重りラ行四段活用・連用形
侍り丁寧の補助動詞・ラ行変格活用・連用形
ぬ。」完了の助動詞・終止形
と、格助詞
つひに副詞
みまかりラ行四段活用・連用形
完了の助動詞・連用形
けり。過去の助動詞・終止形



執心こそよしなけれども、道を執するならひ、あはれにこそ。ともに名歌にて拾遺に入りて侍るにや。

執心
こそ係助詞
よしなけれ形容詞・ク活用・已然形
ども、接続助詞
格助詞
執するサ行変格活用・連体形
ならひ、
あはれに形容動詞・ナリ活用・連用形
こそ。係助詞
ともに副詞
名歌
断定の助動詞・連用形
て、接続助詞
拾遺
格助詞
入りラ行四段活用・連用形
接続助詞
侍る丁寧の補助動詞・ラ行変格活用・連体形
断定の助動詞・連用形
や。係助詞


※現代語訳:沙石集『歌ゆえに命を失ふ事(天徳の御歌合のとき〜)』の現代語訳


著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。



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