「特徴」と「特長」
似たような言い回しをするけれど、実は意味が違う。そんな言葉にフォーカスをして連載していきます。第6回は
特徴と
特長についてみていきましょう。どちらも"とくちょう"と読みますが、どういったシチュエーションで使うのでしょうか。
「特徴」
まず特徴についてです。特徴は、
特徴のある顔立ちなんて使われ方をします。
他のものと違って特色があるというときに特徴を使います。「犯人のとくちょう」なんて言うときにも特徴と書きます。
「特長」
一方で特長は、「
特長を生かす」なんて使われ方をします。
他のものよりも特に優れているというときには特長を使います。「各々のとくちょうを伸ばせる環境です」なんて言うときには特長を使います。
特徴は「単に変わっている点」を表すときに、特長は「特に優れた点」を表すときに使う。