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「なかなか長きよりもこよなう今めかしきものかな」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き
著作名: 走るメロス
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「なかなか長きよりもこよなう今めかしきものかな」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解

原文

まみのほど、髪のうつくしげにそがれたる末も、なかなか長きよりもこよなういまめかしきものかなと、あはれに見給ふ。


現代語訳・口語訳・意味

目元や、髪がきれいに切り落とされている端も、かえって長いよりもこの上なく現代風であるものだなあと、(光源氏は)しみじみとご覧になります。



品詞分解

単語品詞敬意の向き
まみ名詞ー
の格助詞ー
ほど、名詞ー
髪名詞ー
の格助詞ー
うつくしげにナリ活用の形容動詞「うつくしげなり」の連用形ー
そがガ行四段活用「そぐ」の未然形ー
れ受身の助動詞「る」の連用形ー
たる完了の助動詞「たり」の連体形ー
末名詞ー
も、係助詞ー
なかなか副詞ー
長きク活用の形容詞「長し」の連体形ー
より格助詞ー
も係助詞ー
こよなうク活用の形容詞「こよなし」の連用形「こよなくのウ音便ー
今めかしきシク活用の形容詞「いまめかし」の連体形ー
もの名詞ー
かな終助詞ー
と、格助詞ー
あはれにナリ活用の形容動詞「あはれなり」の連用形ー
見マ行上一段活用「見る」の連用形ー
給ふ。尊敬の補助動詞・ハ行四段活用「給ふ」の終止形作者→光源氏




主な出典

【源氏物語「若紫・北山の垣間見」】
中の柱に寄り居て、脇息の上に経を置きて、いとなやましげに読みゐたる尼君、ただ人と見えず。四十余ばかりにて、いと白うあてにやせたれど、面つきふくらかに、まみのほど、髪のうつくしげにそがれたる末も、なかなか長きよりもこよなういまめかしきものかなと、あはれに見給ふ。

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