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原子と分子の違い |
著作名:
かたくり工務店
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単体と化合物
原子と分子の話をする前に、単体と化合物の話をしておきましょう。
物質を分解していくと、もうこれ以上分解できないというところまでいきます。例えば水は、水素と酸素に分解できますが、水素と酸素はこれ以上分解することができません。水素、酸素のようにこれ以上分解することができない物質のことを単体、水のように2つ以上の単体からなる物質を化合物と言います。
原子と分子
私たちの体は、人間という1つの単体です。しかしその単体は、さらに細かい細胞からなりたっています。細胞は1つだけあっても人間の体としては機能しませんよね。話を物質の単体に戻しましょう。
同じように、単体をさらに細かくした、物質を作る最小のつぶ(細胞)のことを原子と言います。ただし、原子だけではその物質の性質はありません。例えば水素の原子は1つだけでは水素の性質は示しませんし、酸素の原子は1つだけでは酸素の性質は示しません。原子がある一定の数くっついて初めて物質としての性質を示すようになります。
(原子がどれだけくっつくかは、原子によって違います)。物質としての性質を示すようになる最小の単位のことを分子と言います。水素原子は水素の性質を示しませんが、水素分子は水素の性質を示します。また、水分子や二酸化炭素分子のように、2種類以上の原子からできている分子もあることを覚えておきましょう。
原子:すべての物質の最小単位
分子:原子の集まり。物質の性質を現す最小の単位
分子:原子の集まり。物質の性質を現す最小の単位
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