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万葉集「春されば木末隠れてうぐひすそ鳴きて去ぬなる梅が下枝に」の現代語訳と解説
著作名: 走るメロス
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はじめに

このテキストでは、万葉集の第5巻に収録されている「春されば木末隠れてうぐひすそ鳴きて去ぬなる梅が下枝に」(八二七)の現代語訳・口語訳とその解説を記しています。この和歌は、平成の次の元号である「令和」(2019年5月1日〜)の由来となった万葉集『梅花の歌三十二首并せて序』に収録された32首のうちのひとつです。

原文

春され(※1)木末隠れて うぐひすそ 鳴き去ぬなる 梅が下枝に

ひらがなでの読み方

はるされば こぬれがくりて うぐひすそ なきていぬなる うめがしづえに

現代語訳

春になったので、梢に隠れてうぐいすが鳴きながら行ったようです、梅の下の枝に

解説

少典山氏若麻呂(=山口若麻呂)の歌です。大伴旅人主催の梅花の宴にて詠まれた32首のひとつです。梅花の宴とは文字通り梅の花を題材とした歌を詠む会で、当時太宰府の長官であった大伴旅人を中心に開催されました。そのときに詠まれた32首にはすべて梅の花が含まれています。

単語・文法解説

(※1)木末木の枝の先端、梢


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