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古文単語「くだる/下る/降る」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
32,054 views |
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くだる/下る/降る
ラ行四段活用
| 未然形 | くだら |
| 連用形 | くだり |
| 終止形 | くだる |
| 連体形 | くだる |
| 已然形 | くだれ |
| 命令形 | くだれ |
■意味1:自動詞
(高いところから低いところへ)行く、雨などが降る、川下へ向かう。
[出典]:蜻蛉日記
「今日は廿七日、雨昨日の夕べよりくだり...」
[訳]:今日は二十七日、雨が昨日の夕方から降り...
「今日は廿七日、雨昨日の夕べよりくだり...」
[訳]:今日は二十七日、雨が昨日の夕方から降り...
■意味2:自動詞
(都から地方へ)行く、下向する。
■意味3:自動詞
(目上の者から)命令が言い渡される、品物が与えられる。
[出典]:若菜上 源氏物語
「御土器くだり、若菜の御羹(あつもの)参る。」
[訳]:お杯が与えられ、(光源氏も)春菜で作ったお吸い物を召し上がる。
「御土器くだり、若菜の御羹(あつもの)参る。」
[訳]:お杯が与えられ、(光源氏も)春菜で作ったお吸い物を召し上がる。
■意味4:自動詞
時が過ぎる、時代が移る。
[出典]:増鏡 新島守
「まして、世下りて後、唐土にも日の本にも...」
[訳]:いうまでもなく、時代が移ったあと、唐にも日本にも...
「まして、世下りて後、唐土にも日の本にも...」
[訳]:いうまでもなく、時代が移ったあと、唐にも日本にも...
■意味5:自動詞
(家柄や品位が)劣る、落ちぶれる。
[出典]:徒然草
「品くだり、見にくく、年も長けなん男は...」
[訳]:(妻よりも家柄などが)劣り、醜く、年もとっているような男は...
「品くだり、見にくく、年も長けなん男は...」
[訳]:(妻よりも家柄などが)劣り、醜く、年もとっているような男は...
■意味6:自動詞
降伏する、降参する。
[出典]:徒然草
「兵尽き、矢きはまりて、つひに敵にくだらず...」
[訳]:武器がなくなり、矢が尽きても、最後まで降伏せず...
「兵尽き、矢きはまりて、つひに敵にくだらず...」
[訳]:武器がなくなり、矢が尽きても、最後まで降伏せず...
■意味7:自動詞
謙遜する、へりくだる。
[出典]:吉備津の釜 雨月物語
「大人のくだり給ふこと、甚だし。」
[訳]:あなたが謙遜しなさることは、度が過ぎます。
「大人のくだり給ふこと、甚だし。」
[訳]:あなたが謙遜しなさることは、度が過ぎます。
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