|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「おほわらは/大童」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
8,285 views |
おほわらは/大童
このテキストでは、古文単語「おほわらは/大童」の意味、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味
兜をかぶるときの髪型、髪が乱れて垂れたざんばら髪。
[出典]:能登殿最期 平家物語
「鎧の草摺(くさず)りかなぐり捨て、胴ばかり着て、大童になり、大手を広げて立たれたり。」
[訳]:鎧の草摺りを強く掴んで引っ張り捨て、胴(の武具)だけ着て、ざんばら髪になり、大手を広げて立っていらっしゃった。
「鎧の草摺(くさず)りかなぐり捨て、胴ばかり着て、大童になり、大手を広げて立たれたり。」
[訳]:鎧の草摺りを強く掴んで引っ張り捨て、胴(の武具)だけ着て、ざんばら髪になり、大手を広げて立っていらっしゃった。
備考
兜をかぶるときは普通、髪を束ねずにかぶるので、兜を取ると「大童」の姿となる。このことから、「戦場で大童になる=兜が外れるぐらい奮闘している様子」から、のちに、一生懸命になっている姿を意味するようになった。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「めぐりあふ/巡り合ふ/廻り合ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】
>
古文単語「いまはかう/今は斯う」の意味・解説【連語】
>
古文単語「とりあふ/取り敢ふ」の意味・解説【ハ行下二段活用】
>
古文単語「うちみる/うち見る」の意味・解説【マ行上一段活用】
>
古文単語「うちながむ/打ち眺む」の意味・解説【マ行下二段活用】
>
最近見たテキスト
古文単語「おほわらは/大童」の意味・解説【名詞】
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング