|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「すさび/荒び/遊び/進び」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
3,179 views |
すさび/荒び/遊び/進び
このテキストでは、古文単語「すさび/荒び/遊び/進び」の意味、解説とその使用例を記している。
※「すさみ/荒み/遊み/進み」とも。
名詞
■意味1
勢いにまかせてその気になること、気まぐれ。
[出典]:箒木 源氏物語
「好き好きしき心のすさびにて...」
[訳]:好色めいた心の気まぐれで...
「好き好きしき心のすさびにて...」
[訳]:好色めいた心の気まぐれで...
■意味2
気慰み、慰み、もてあそび。
[出典]:折節の 徒然草
「おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざなれば、筆にまかせつつ、あぢきなきすさびにて、かつ破り捨つべきものなれば、人の見るべきにもあらず。」
[訳]:こうあって欲しいと思うことを口にしないのは(お腹が膨れるような)気持ちが悪いことなので、(この文章は)筆の(勢い)にまかせながら(書いた)、つまらない気慰みで、(書いては)すぐに破り捨てるべきものだから、人が見るようなものでもない。
「おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざなれば、筆にまかせつつ、あぢきなきすさびにて、かつ破り捨つべきものなれば、人の見るべきにもあらず。」
[訳]:こうあって欲しいと思うことを口にしないのは(お腹が膨れるような)気持ちが悪いことなので、(この文章は)筆の(勢い)にまかせながら(書いた)、つまらない気慰みで、(書いては)すぐに破り捨てるべきものだから、人が見るようなものでもない。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「ひきはなつ/引き放つ」の意味・解説【タ行四段活用】
>
古文単語「ひととせ/一年」の意味・解説【名詞】
>
古文単語「あさぢがやど/浅茅が宿」の意味・解説【名詞】
>
古文単語「すみやかなり/速やかなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
>
古文単語「すつ/捨つ/棄つ」の意味・解説【タ行下二段活用】
>
最近見たテキスト
古文単語「すさび/荒び/遊び/進び」の意味・解説【名詞】
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング