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古文単語「ことごころ/異心」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
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ことごころ/異心
このテキストでは、古文単語「ことごころ/異心」の意味、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味1
浮気心、他の異性にひかれる心。
[出典]:筒井筒 伊勢物語
「さりけれど、このもとの女、悪しと思へる気色もなくて、いだしやりければ、男、異心ありてかかるにやあらむと思ひ疑ひて...」
[訳]:しかしながら、このもとからの女は(この男の行動を)不快に思う様子もなく、(男を新しい女のもとへと)送り出してやったので、男は、(他の男を思う)浮気心があってこのようにしているのであろうかと疑わしく思って...
「さりけれど、このもとの女、悪しと思へる気色もなくて、いだしやりければ、男、異心ありてかかるにやあらむと思ひ疑ひて...」
[訳]:しかしながら、このもとからの女は(この男の行動を)不快に思う様子もなく、(男を新しい女のもとへと)送り出してやったので、男は、(他の男を思う)浮気心があってこのようにしているのであろうかと疑わしく思って...
■意味2
他の事を思う心、違う考え、余計な考え。
[出典]:忠こそ 宇津保物語
「上中下すげなき遊びを心ひとつやりて、異心なし。」
[訳]:身分が高い者、中位の者、下位の者が無関心の遊びに熱中して、他の事は考えていない。
「上中下すげなき遊びを心ひとつやりて、異心なし。」
[訳]:身分が高い者、中位の者、下位の者が無関心の遊びに熱中して、他の事は考えていない。
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