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古文単語「さりがたし/避り難し」の意味・解説【形容詞ク活用】
著作名: 走るメロス
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さりがたし/避り難し

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「さりがたし」には
①避り難し
②去り難し
などの用法があるが、ここでは「①避り難し」を扱う。
形容詞・ク活用

未然形さりがたくさりがたから
連用形さりがたくさりがたかり
終止形さりがたし
連体形さりがたきさりがたかる
已然形さりがたけれ
命令形さりがたかれ


意味1

逃れにくい、逃げられない、避けることが難しい

[出典]:明日は遠き国へ 徒然草
「人間の儀式、いづれのことか避り難からぬ。」

[訳]:人の世の中の儀式は、どれも避けることが難しいものばかりである。


意味2

断りにくい、断りきれない

[出典]草加 奥の細道
さりがたき餞などしたるは、さすがにうち捨てがたくて、路次の煩ひとなれるこそわりなけれ。」

[訳]断りきれない餞別などをしてくれたのは、そうはいってもやはりなかなか捨てるわけにもいかず、道中の悩みの種となっていることはどうしようもないことだ。


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