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古文単語「びんなし/便なし」の意味・解説【形容詞ク活用】 |
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著作名:
走るメロス
40,579 views |
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「びんなし/便なし」の意味・活用・使用例【形容詞ク活用】
このテキストでは、ク活用の形容詞「びんなし/便なし」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容詞・ク活用
| 未然形 | びんなく | びんなから |
| 連用形 | びんなく | びんなかり |
| 終止形 | びんなし | ◯ |
| 連体形 | びんなき | びんなかる |
| 已然形 | びんなけれ | ◯ |
| 命令形 | ◯ | びんなかれ |
■意味1
都合が悪い、具合が悪い、不便だ。
■意味2
感心しない、不当だ、不都合である。
[出典]:時平 大鏡
「左の大臣の、一の人といひながら、美麗ことのほかにて参れる、びんなきことなり。」
[訳]:左大臣が、(官位が)一位にあるといいながら、美しさが格別な装いで参内していることは、感心しないことだ。
「左の大臣の、一の人といひながら、美麗ことのほかにて参れる、びんなきことなり。」
[訳]:左大臣が、(官位が)一位にあるといいながら、美しさが格別な装いで参内していることは、感心しないことだ。
■意味3
気の毒である、かわいそうだ。
[出典]:落柿舎の記 風俗文選
「...と侘ぶ。いと便なければ、ゆるしやりぬ。」
[訳]:...とどうにも困って頼んでいる。とても気の毒なので、聞き入れてやった。
「...と侘ぶ。いと便なければ、ゆるしやりぬ。」
[訳]:...とどうにも困って頼んでいる。とても気の毒なので、聞き入れてやった。
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