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更新日時:
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古文単語「さりけれど/然りけれど」の意味・解説【接続詞】 |
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著作名:
走るメロス
31,494 views |
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さりけれど/然りけれど
このテキストでは、古文単語「さりけれど/然りけれど」の意味、解説とその使用例を記している。
成り立ち
ラ行変格活用「さり」の連用形、過去の助動詞「けり」の已然形「けれ」、そして接続助詞「ど」が一語になったもの。
接続詞
■意味
しかしながら、そうではあったけれど。
[出典]:筒井筒 伊勢物語
「河内の国高安の郡に、行き通ふ所いできにけり。さりけれど、このもとの女、悪しと思へる気色もなくて、いだしやりければ...」
[訳]:河内の国の高安の郡に、通って行くところ(新しい女)ができたのでした。しかしながら、このもとからの女は(この男の行動を)不快に思う様子もなく、(男を新しい女のもとへと)送り出してやったので...
「河内の国高安の郡に、行き通ふ所いできにけり。さりけれど、このもとの女、悪しと思へる気色もなくて、いだしやりければ...」
[訳]:河内の国の高安の郡に、通って行くところ(新しい女)ができたのでした。しかしながら、このもとからの女は(この男の行動を)不快に思う様子もなく、(男を新しい女のもとへと)送り出してやったので...
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