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古文単語「さしよる/差し寄る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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さしよる/差し寄る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「さしよる/差し寄る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形さしよら
連用形さしより
終止形さしよる
連体形さしよる
已然形さしよれ
命令形さしよれ


意味:自動詞

近づく、近寄る、そばへ寄る

[出典]丹波に出雲といふ所あり 徒然草
「...とて、さし寄りて、据ゑ直して、往にければ、上人の感涙いたづらになりにけり。」

[訳]:...といって、(獅子に)近づいて(位置を元に)置き戻して、行ってしまったので、上人の涙は無駄になってしまいました。


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