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古文単語「まちいづ/待ち出づ」の意味・解説【ダ行下二段活用】 |
著作名:
走るメロス
12,498 views |
まちいづ/待ち出づ
このテキストでは、ダ行下二段活用の動詞「まちいづ/待ち出づ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ダ行下二段活用
未然形 | まちいで |
連用形 | まちいで |
終止形 | まちいづ |
連体形 | まちいづる |
已然形 | まちいづれ |
命令形 | まちいでよ |
■意味:他動詞
出てくるのを待つ、待ち受ける。
[出典]:花は盛りに 徒然草
「望月の隈なきを千里の外まで眺めたるよりも、暁近くなりて待ち出でたるが、いと心深う、青みたるやうにて...」
[訳]:満月で曇りのなく照っているものを(はるか遠く)千里まで眺めているよりも、明け方近くになって出てくるのを待っていた(月)のが、とても風情があって、青みがかっているようで...
「望月の隈なきを千里の外まで眺めたるよりも、暁近くなりて待ち出でたるが、いと心深う、青みたるやうにて...」
[訳]:満月で曇りのなく照っているものを(はるか遠く)千里まで眺めているよりも、明け方近くになって出てくるのを待っていた(月)のが、とても風情があって、青みがかっているようで...
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