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古文単語「まちいづ/待ち出づ」の意味・解説【ダ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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まちいづ/待ち出づ

このテキストでは、ダ行下二段活用の動詞「まちいづ/待ち出づ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ダ行下二段活用

未然形まちいで
連用形まちいで
終止形まちいづ
連体形まちいづる
已然形まちいづれ
命令形まちいでよ


意味:他動詞

出てくるのを待つ、待ち受ける

[出典]花は盛りに 徒然草
「望月の隈なきを千里の外まで眺めたるよりも、暁近くなりて待ち出でたるが、いと心深う、青みたるやうにて...」

[訳]:満月で曇りのなく照っているものを(はるか遠く)千里まで眺めているよりも、明け方近くになって出てくるのを待っていた(月)のが、とても風情があって、青みがかっているようで...


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