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古文単語「たたかふ/戦ふ/闘ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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たたかふ/戦ふ/闘ふ

このテキストでは、ハ行四段活用の動詞「たたかふ/戦ふ/闘ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ハ行四段活用

未然形たたかは
連用形たたかひ
終止形たたかふ
連体形たたかふ
已然形たたかへ
命令形たたかへ


意味1:自動詞

争う、戦う、戦闘する

[出典]かぐや姫の昇天 竹取物語
「内外なる人の心ども、物におそはるるやうにて、あひ戦はむ心もなかりけり。」

[訳]:家の中にいる人たち、外にいる人たちの心は、物怪に襲われたようで、戦おうという心もありませんでした。


意味2:自動詞

優劣を競い合う、勝負する

[出典]:播磨国風土記
「大倭の国の畝火、香久、耳梨、三つの山あひたたかふと聞かして...」

[訳]:大倭の国の畝火山、香久山、耳梨山の三つの山が優劣を競い合うとお聞きになって...


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