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古文単語「つゆ」の意味・解説【副詞】 |
著作名:
走るメロス
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つゆ
このテキストでは、古文単語「つゆ」の意味、解説とその使用例を記している。
※「つゆ」には
①副詞
②名詞(露)
などの用法があるが、ここでは「①副詞」を扱う。
副詞
■意味1
(下に打消の語を伴って)
少しも〜ない、まったく〜ない。
[出典]:神無月のころ 徒然草
「木の葉に埋(うづ)もるる懸樋のしづくならでは、つゆおとなふものなし。」
[訳]:木の葉で覆われて見えなくなっている懸樋のしづく(水がしたたり落ちる音)以外には、まったく音を立てるものがありません。
「木の葉に埋(うづ)もるる懸樋のしづくならでは、つゆおとなふものなし。」
[訳]:木の葉で覆われて見えなくなっている懸樋のしづく(水がしたたり落ちる音)以外には、まったく音を立てるものがありません。
■意味2
わずかに、ほんの少し。
※この用法の場合、「つゆ〜+仮定/命令」の形で用いられる。
[出典]:かぐや姫の昇天 竹取物語
「つゆも、物、空に駆けらば、ふと射殺したまへ。」
[訳]:わずかでも、物が、空に高く飛んだならば、素早く射殺してください。
「つゆも、物、空に駆けらば、ふと射殺したまへ。」
[訳]:わずかでも、物が、空に高く飛んだならば、素早く射殺してください。
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