|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「げらふ/下臈」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
62,968 views |
げらふ/下臈
このテキストでは、古文単語「げらふ/下臈」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味1
官位・身分の低い者。
[出典]:競べ弓・弓争い 大鏡
「中関白殿思し驚きて、いみじう饗応し申させ給ふて、下臈におはしませど、前に立て奉りて、まづ射させ奉らせ給ひけるに...」
[訳]:中関白殿(藤原道隆)はびっくりなさって、たいそう(道長の)機嫌をとり申し上げなさり、(道長は伊周よりも)官位が低い人ではいらっしゃいますが、(伊周よりも順番を)前にお立て申し上げて...
「中関白殿思し驚きて、いみじう饗応し申させ給ふて、下臈におはしませど、前に立て奉りて、まづ射させ奉らせ給ひけるに...」
[訳]:中関白殿(藤原道隆)はびっくりなさって、たいそう(道長の)機嫌をとり申し上げなさり、(道長は伊周よりも)官位が低い人ではいらっしゃいますが、(伊周よりも順番を)前にお立て申し上げて...
■意味2
下賤の者、下人。
■意味3
修行の年数が短く地位の低い僧。
[出典]:尊き聖の 徒然草
「上﨟は下﨟になり、知者は愚者になり...」
[訳]:地位の高い僧は地位の低い僧になり、知恵者(の心)は愚か者(の心)になり...
「上﨟は下﨟になり、知者は愚者になり...」
[訳]:地位の高い僧は地位の低い僧になり、知恵者(の心)は愚か者(の心)になり...
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「まつ/待つ」の意味・解説【タ行四段活用】
>
古文単語「ねずなき/鼠鳴き」の意味・解説【名詞】
>
古文単語「しゃうぢゅういめつ/生生異滅」の意味・解説【名詞】
>
古文単語「すぐる/勝る/優る」の意味・解説【ラ行下二段活用】
>
古文単語「たいらかなり/平かなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
>
最近見たテキスト
古文単語「げらふ/下臈」の意味・解説【名詞】
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング