|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「うしろみ/後ろ見」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
46,893 views |
うしろみ/後ろ見
このテキストでは、古文単語「うしろみ/後ろ見」の意味、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味1
世話をすること、世話をする人。
[出典]:若紫・北山の垣間見 源氏物語
「髪ゆるるかにいと長く、めやすき人なめり。少納言乳母とぞ人言ふめるは、この子の後ろ見なるべし。」
[訳]:少納言の乳母と人が呼んでいるらしいこの人は、きっとこの子の世話役なのでしょう。
「髪ゆるるかにいと長く、めやすき人なめり。少納言乳母とぞ人言ふめるは、この子の後ろ見なるべし。」
[訳]:少納言の乳母と人が呼んでいるらしいこの人は、きっとこの子の世話役なのでしょう。
■意味2
後見人。
[出典]:桐壷 源氏物語
「とりたててはかばかしき後ろ見しなければ、事ある時は、なほ拠り所なく心細げなり。」
[訳]:取り上げてしっかりとした後見人もいないので、何か事があるときには、やはり頼るあてもなく、心細い様子です。
「とりたててはかばかしき後ろ見しなければ、事ある時は、なほ拠り所なく心細げなり。」
[訳]:取り上げてしっかりとした後見人もいないので、何か事があるときには、やはり頼るあてもなく、心細い様子です。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「ふる/旧る/古る」の意味・解説【ラ行上二段活用】
>
古文単語「いまはかう/今は斯う」の意味・解説【連語】
>
古文単語「ゑんず/ゑず/怨ず」の意味・解説【サ行変格活用】
>
高校古文『春霞かすみていにしかりがねは今ぞ鳴くなる秋霧のうへに』わかりやすい現代語訳と品詞分解
>
古文単語「ちぢなり/千々なり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
>
最近見たテキスト
古文単語「うしろみ/後ろ見」の意味・解説【名詞】
10分前以内
|
>
|