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古文単語「よばふ/呼ばふ/婚ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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よばふ/呼ばふ/婚ふ

このテキストでは、ハ行四段活用の動詞「よばふ/呼ばふ/婚ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。

ハ行四段活用

未然形よばは
連用形よばひ
終止形よばふ
連体形よばふ
已然形よばへ
命令形よばへ


意味1:他動詞

呼び続ける

[出典]:宇治拾遺物語
「うしろより呼ばひて馬を馳て来る物あり。」

[訳]:後ろから、呼び続けて馬を走らせてくる者がいます。


意味2:他動詞

言い寄る、求婚する

[出典]伊勢物語
「昔、男ありけり。女の、え得まじかりけるを、年を経てよばひわたりけるを...」

[訳]:昔、男がいました。(高貴な)女性で、自分のものにすることができそうになかったのを、長年求婚し続けてきたのですが...


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