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古文単語「めもあやなり/目もあやなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】 |
著作名:
走るメロス
23,170 views |
めもあやなり/目もあやなり
形容動詞・ナリ活用
未然形 | めもあやなら | ◯ |
連用形 | めもあやなり | めもあやに |
終止形 | めもあやなり | ◯ |
連体形 | めもあやなる | ◯ |
已然形 | めもあやなれ | ◯ |
命令形 | めもあやなれ | ◯ |
■意味1
まぶしいほど立派である、。
[出典]:車争ひ 源氏物語
「...と、涙のこぼるるを、人の見るもはしたなけれど、目もあやなる御さま容貌のいとどしう出で映えを、見ざらましかばと思さる。」
[訳]:...と(詠んで)、涙がこぼれるのを、(車に同乗している)人が見るのもきまりが悪いですが、まぶしいほど立派である(光源氏の)お姿や容貌がいっそう見栄えするのを、見なかったならば(どんなに心残りであっただろうか)と自然とお思いになります。
「...と、涙のこぼるるを、人の見るもはしたなけれど、目もあやなる御さま容貌のいとどしう出で映えを、見ざらましかばと思さる。」
[訳]:...と(詠んで)、涙がこぼれるのを、(車に同乗している)人が見るのもきまりが悪いですが、まぶしいほど立派である(光源氏の)お姿や容貌がいっそう見栄えするのを、見なかったならば(どんなに心残りであっただろうか)と自然とお思いになります。
■意味2
見るにたえない、ひどい、目もあてられないほどだ。
[出典]:宮に初めて参りたること 枕草子
「目もあやに、あさましきまであいなう、面ぞ赤むや。」
[訳]:見るにたえなく、あきれるほどひどく、顔があからむことです。
「目もあやに、あさましきまであいなう、面ぞ赤むや。」
[訳]:見るにたえなく、あきれるほどひどく、顔があからむことです。
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