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古文単語「さりとも/然りとも」の意味・解説【接続詞・副詞】 |
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著作名:
走るメロス
29,670 views |
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さりとも/然りとも
このテキストでは、古文単語「さりとも/然りとも」の意味、解説とその使用例を記している。
※ラ行変格活用「さり」の終止形と接続助詞「とも」が合わさったもの。
「さりとも」には
①接続詞
②副詞
の用法がある。
①接続詞
■意味1
そうはいっても、例えそうであったとしても。
[出典]:五人の貴公子 竹取物語
「さりともつひに男あはせざらむやはと思ひて...」
[訳]:そうはいっても最後まで男と結婚させないことがあるだろうか、いや、そんなことはないと思って...
「さりともつひに男あはせざらむやはと思ひて...」
[訳]:そうはいっても最後まで男と結婚させないことがあるだろうか、いや、そんなことはないと思って...
■意味2
今まではそうでもこれからは〜だろう。
[出典]:葵 源氏物語
「多くの人の心を尽くしつる日ごろの名残、少しうち休みて、今はさりともと思す。
」
[訳]:多くの人が気をもんだ普段の(心配の)名残も、少し安らいで、今まではそうでもこれからは(大丈夫だろう)とお思いになる。
「多くの人の心を尽くしつる日ごろの名残、少しうち休みて、今はさりともと思す。
」
[訳]:多くの人が気をもんだ普段の(心配の)名残も、少し安らいで、今まではそうでもこれからは(大丈夫だろう)とお思いになる。
②副詞
■意味
いくらなんでも、まさか。
[出典]:里にまかでたるに 枕草子
「妹のあらむ所、さりとも知らぬやうあらじ。言へ。」
[訳]:妹がいるような所を、いくらなんでも(兄であるお前が)知らないはずはなかろう。言え。
「妹のあらむ所、さりとも知らぬやうあらじ。言へ。」
[訳]:妹がいるような所を、いくらなんでも(兄であるお前が)知らないはずはなかろう。言え。
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