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古文単語「みいだす/見出だす」の意味・解説【サ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、サ行四段活用の動詞「みいだす/見出だす」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
未然形 | みいださ |
連用形 | みいだし |
終止形 | みいだす |
連体形 | みいだす |
已然形 | みいだせ |
命令形 | みいだせ |
中から外を見る・眺める。
[出典]:筒井筒 伊勢物語
「『君があたり見つつを居らむ生駒山 雲な隠しそ雨は降るとも』と言ひて見出だすに...」
[訳]:『あなたがいらっしゃるあたりを見続けておりましょう。生駒山を、雲よ、隠さないでおくれ。雨は降ろうとも。』と言って外を眺めていると...
「『君があたり見つつを居らむ生駒山 雲な隠しそ雨は降るとも』と言ひて見出だすに...」
[訳]:『あなたがいらっしゃるあたりを見続けておりましょう。生駒山を、雲よ、隠さないでおくれ。雨は降ろうとも。』と言って外を眺めていると...
見つけ出す、さがし出す。
[出典]:宇治拾遺物語
「奥の方をよくよく見れば、この地蔵納めて置き奉りけるを思ひ出して、見出だしたりけり。」
[訳]:奥の方を念入りに見ると、この地蔵を納め置き申し上げてあったことを思い出して、見つけ出したのであった。
「奥の方をよくよく見れば、この地蔵納めて置き奉りけるを思ひ出して、見出だしたりけり。」
[訳]:奥の方を念入りに見ると、この地蔵を納め置き申し上げてあったことを思い出して、見つけ出したのであった。
(怒りや驚きで)
目を見開いて見る。
[出典]:曽我物語
「持ちたる扇をさっと開き、大きに目を見出だし...」
[訳]:持っていた扇をさっと開いて、大きく目を見開いて見て...
「持ちたる扇をさっと開き、大きに目を見出だし...」
[訳]:持っていた扇をさっと開いて、大きく目を見開いて見て...
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