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古文単語「をり/折」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
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をり/折
このテキストでは、古文単語「をり/折」の意味、解説とその使用例を記している。
「をり」には
①折
②居り
などの用法があるが、ここでは「①折」を扱う。
名詞
■意味1
〜の時、〜の場合、〜の機会。
[出典]:名を聞くより 徒然草
「また、如何なる折ぞ、ただ今、人の言ふ事も、目に見ゆる物も、我が心のうちも、かかる事のいつぞやありしかと覚えて...」
[訳]:また、どのようなときであったか、今、人が言うことも、目に見える物も、自分の心の中で思っていることも、このようなことはいつだったかあった気がするなと思えて...
「また、如何なる折ぞ、ただ今、人の言ふ事も、目に見ゆる物も、我が心のうちも、かかる事のいつぞやありしかと覚えて...」
[訳]:また、どのようなときであったか、今、人が言うことも、目に見える物も、自分の心の中で思っていることも、このようなことはいつだったかあった気がするなと思えて...
■意味2
季節、時季、時節。
[出典]:更級日記
「これが花の咲かむ折は来むよ。」
[訳]:この梅の木の花が咲くような季節に来ようと思います。
「これが花の咲かむ折は来むよ。」
[訳]:この梅の木の花が咲くような季節に来ようと思います。
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