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古文単語「ゑんず/ゑず/怨ず」の意味・解説【サ行変格活用】 |
著作名:
走るメロス
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ゑんず/ゑず/怨ず
このテキストでは、サ行四段活用の動詞「ゑんず/ゑず/怨ず」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
サ行変格活用
未然形 | ゑんぜ |
連用形 | ゑんじ |
終止形 | ゑんず |
連体形 | ゑんずる |
已然形 | ゑんずれ |
命令形 | ゑんぜよ |
■意味:他動詞
恨みを言う、不満を漏らす。
[出典]:にくきもの 枕草子
「ものうらやみし、身の上嘆き、人の上言ひ、露塵のこともゆかしがり、聞かまほしうして、言ひ知らせぬをば怨じそしり...」
[訳]:何かにつけて人のことをうらやましがり、(自分の)身上を嘆き、他人について噂をし、ほんのわずかなことでも知りたがり、聞きたいと思って、話して知らせないことに恨みを言い非難し...
「ものうらやみし、身の上嘆き、人の上言ひ、露塵のこともゆかしがり、聞かまほしうして、言ひ知らせぬをば怨じそしり...」
[訳]:何かにつけて人のことをうらやましがり、(自分の)身上を嘆き、他人について噂をし、ほんのわずかなことでも知りたがり、聞きたいと思って、話して知らせないことに恨みを言い非難し...
ゑず
「ゑず」と読む場合の活用は以下の通り。
未然形 | ゑぜ |
連用形 | ゑじ |
終止形 | ゑず |
連体形 | ゑずる |
已然形 | ゑずれ |
命令形 | ゑぜよ |
備考
類義語に「うらむ/恨む」があるが、「ゑんず/ゑず/怨ず」には「うらむ/恨む」ほど強い意味はない。
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