|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「たふ/耐ふ/堪ふ」の意味・解説【ハ行下二段活用】 |
|
著作名:
走るメロス
50,848 views |
|
「たふ/耐ふ/堪ふ」の意味・解説【ハ行下二段活用】
このテキストでは、ハ行下二段活用の動詞「たふ/耐ふ/堪ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ハ行下二段活用
| 未然形 | たへ |
| 連用形 | たへ |
| 終止形 | たふ |
| 連体形 | たふる |
| 已然形 | たふれ |
| 命令形 | たへよ |
■意味1:自動詞
我慢できる、こらえられる。
※この用法の場合、下に打消を伴って「我慢できない、こられられない」となることが多い。
[出典]:帰京 土佐日記
「かかるうちに、なほ悲しきに堪へずして、ひそかに心知れる人と言へりける歌...」
[訳]: こうしているうちに、いっそうの悲しさに我慢できずに、こっそりと(互い)の心を理解している人(妻のこと)と詠んだ歌...
「かかるうちに、なほ悲しきに堪へずして、ひそかに心知れる人と言へりける歌...」
[訳]: こうしているうちに、いっそうの悲しさに我慢できずに、こっそりと(互い)の心を理解している人(妻のこと)と詠んだ歌...
■意味2:自動詞
能力をもつ、優れている、やりこなす力がある。
[出典]:三船の才・公任の誉れ 大鏡
「入道殿の大井川に逍遥せさせ給ひしに、作文の舟・管絃の舟・和歌の舟と分たせ給ひて、その道にたへたる人々を乗せさせ給ひしに...」
[訳]:入道殿(藤原道長)が大井川で舟遊びをなさったときのことですが、(入道殿は、舟を)漢文を作る(人が乗る)舟、管絃をする(人が乗る)舟、和歌を詠む(人が乗る)舟とお分けになって、その道に優れている人々をお乗せになったとき...
「入道殿の大井川に逍遥せさせ給ひしに、作文の舟・管絃の舟・和歌の舟と分たせ給ひて、その道にたへたる人々を乗せさせ給ひしに...」
[訳]:入道殿(藤原道長)が大井川で舟遊びをなさったときのことですが、(入道殿は、舟を)漢文を作る(人が乗る)舟、管絃をする(人が乗る)舟、和歌を詠む(人が乗る)舟とお分けになって、その道に優れている人々をお乗せになったとき...
■意味3:自動詞
もちこたえる、持続する。
[出典]:玉鬘 源氏物語
「ここながら命たへずなりぬること。」
[訳]: ここにいるまま命がもちこたえられなくなってしまうとは。
「ここながら命たへずなりぬること。」
[訳]: ここにいるまま命がもちこたえられなくなってしまうとは。
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「う/得」の意味・解説【ア行下二段活用】
>
古文単語「ばや」の意味・解説【終助詞・連語】
>
古文単語「しぬ/死ぬ」の意味・解説【ナ行変格活用】
>
古文単語「さらす/晒す/曝す」の意味・解説【サ行四段活用】
>
古文単語「からし/辛し」の意味・解説【形容詞ク活用】
>
























