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古文単語「あざる/鯘る」の意味・解説【ラ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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あざる/鯘る

このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「あざる/鯘る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

あざるには
①鯘る
戯る/狂る
の2通りの使い方があるが、ここでは「①鯘る」について説明する。
ラ行下二段活用

未然形あざれ
連用形あざれ
終止形あざる
連体形あざるる
已然形あざるれ
命令形あざれよ


意味:自動詞

魚肉の鮮度が落ちるて腐る

[出典]:日本書紀
「海人の苞苴かよふあひだにあざれぬ。」

[訳]:漁師の貢物は運ぶ間に腐ってしまった。


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