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古文単語「わづらはし/煩はし」の意味・解説【形容詞シク活用】 |
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著作名:
走るメロス
49,392 views |
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「わづらはし/煩はし」の意味・活用・使用例【形容詞ク活用】
このテキストでは、シク活用の形容詞「わづらはし/煩はし」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。
形容詞・シク活用
| 未然形 | わづらはしく | わづらはしから |
| 連用形 | わづらはしく | わづらはしかり |
| 終止形 | わづらはし | ◯ |
| 連体形 | わづらはしき | わづらはしかる |
| 已然形 | わづらはしけれ | ◯ |
| 命令形 | ◯ | わづらはしかれ |
■意味1
やっかいだ、面倒だ、うるさい。
■意味2
複雑である。
[出典]:竹取物語
「宮仕へ仕うまつらずなりぬるも、かくわづらはしき身にてはべれば...」
[訳]:帝にお仕え申し上げないままになってしまいましたのも、このように複雑な身の上でございますので...
「宮仕へ仕うまつらずなりぬるも、かくわづらはしき身にてはべれば...」
[訳]:帝にお仕え申し上げないままになってしまいましたのも、このように複雑な身の上でございますので...
■意味3
気をつかわせられる、はばかれる、けむたい。
[出典]:桐壷 源氏物語
「皇女たちなどもおはしませば、この御方の御諌めをのみぞ、なほわづらはしう、心苦しう思ひきこえさせ給ひける。」
[訳]:皇女たちなどもいらっしゃるので、この御方(女御)のご忠告だけは、やはりはばかられ、心苦しくお思い申し上げなさるのでした。
「皇女たちなどもおはしませば、この御方の御諌めをのみぞ、なほわづらはしう、心苦しう思ひきこえさせ給ひける。」
[訳]:皇女たちなどもいらっしゃるので、この御方(女御)のご忠告だけは、やはりはばかられ、心苦しくお思い申し上げなさるのでした。
■意味4
病気が重い。
[出典]:徒然草 兼好法師
「さまざまにつくろひけれど、煩はしくなりて...」
[訳]:いろいろと治療したが、病気が重くなって...
「さまざまにつくろひけれど、煩はしくなりて...」
[訳]:いろいろと治療したが、病気が重くなって...
■備考
「わづらはしう」は「わづらはし」の連用形のウ音便。
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