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現代とで意味の異なる言葉 その1 |
著作名:
春樹
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現代とで意味の異なる言葉
古典の時代と現代とでは、言葉の意味が異なる単語がいくつも存在しています。
ここ10年の間でも、いろんな言葉が登場し消えて行っていますものね。
言葉の移り変わりは時代の変遷を表していると言ってもいいかもしれません。
■あいぎゃう(愛嬌)
【古】かわいらしく、やさしい魅力。深くやさしい思いやり。
【現】相手に好感をあたえ、親しみをさそうふるまい。
■あからさまに
【古】かりに。ついちょっと。
【現】明らかに。あらわに。
■あくがる
【古】心がひかれて落ち着かない。恋焦がれる。
【現】あこがれる。
■あさまし
【古】驚きあきれる。意外だ。あまりのことだ。なさけない。
【現】根性がいやしい。
■あした
【古】朝。翌朝。
【現】明日。翌日。
■あながちに
【古】度を越している様子。むやみに。
強引だ。自分勝手だ。
いちずだ。ひたむきだ。熱心だ。
必ずしも。一概には。
【現】 必ずしも。
■あはれ
【古】情緒が深い。かわいい。悲しい。愛情。悲哀。
【現】わいそうである。悲哀。
■あらまし
【古】予定。予期。
【現】おおよそ。だいたい。あらかた。
■ありがたし
【古】きわめてまれだ。尊い。生きることが難しい。
【現】感謝したい。もったいない。
■いとほし
【古】気の毒だ
かわいい
【現】愛おしい
■いまいまし
【古】忌み慎まなければならない。不吉である。
【現】腹立たしい。
■うつくし
【古】かわいらしい。愛らしい。きれいだ。りっぱだ。
【現】きれいだ。
■おこなひ
【古】仏道のつとめ。
【現】動作。挙動。
■おとなし
【古】大人らしい。大人びている。思慮分別がある。おもだった。
【現】おちついて穏やかである。
■おどろく
【古】はっと気づく。目が覚める。
【現】びっくりする。
数が多くなってきましたので、何回かにわけてお送りしましょう。
次のテキストを読む前に、ここの単語をしっかりと理解しておきましょう。
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