|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
蜻蛉日記原文全集「廿日ばかり行ひたる夢に」 |
著作名:
古典愛好家
4,944 views |
蜻蛉日記
廿日ばかり行ひたる夢に
廿日ばかり行ひたる夢に、わがかしらをとりおろしてひたひをわく、と見る。あしよしもえ知らず。
七八日ばかりありて、我が腹のうちなる蛇(くちなは)ありきて肝を食む、これを治せむやうは、おもてに水なむいるべき、と見る。これもあしよしも知らねど、かくしるしおくやうは、かかる身のはてを見聞かん人、夢をも仏をももちゐるべしやもちゐるまじやと、さだめよとなり。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
蜻蛉日記原文全集「ついたちの日をさなき人をよびて」
>
蜻蛉日記原文全集「五月にもなりぬ」
>
枕草子 原文全集「しのびたる所にありては」
>
平家物語原文全集「額打論 1」
>
更級日記 原文全集「足柄山」
>
更級日記 原文全集「春秋のさだめ」
>
蜻蛉日記原文全集「この御方、東宮の御親のごとして候ひ給へば」
>
最近見たテキスト
蜻蛉日記原文全集「廿日ばかり行ひたる夢に」
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング