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地図図法とその特徴(モルワイデ図法・メルカトル図法・正距方位図法)
著作名: 早稲男
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はじめに

地球は3次元ですが、これを平面の地図にするには、2次元に表示しなおさなくてはなりません。しかしここでひとつ問題が発生します。3次元のものを2次元に描き直すときには必ず歪みが生じてしまい、面積・角度・距離を同時に全て正しく表示することはできないのです。



試しに平面の地図を丸めて、地球を作ることをイメージしてみてください。必ずどこかにシワや歪みが生じるはずです。このシワや歪みを正して、3次元の対象物を2次元の平面に正確に描写するための手法を投影法(投影図法・投影画法とも)と言います。

地図をどのような目的に使うのかによって、用いられる投影法も異なってきます。ここではよく使われている3つの投影法について解説をしたいと思います。

モルワイデ図法

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19世紀にドイツのモルワイデが考案した図法です。
地球を楕円形にして、 北極/南極に近い地方の形のゆがみを少なくした図法ということが特徴です。主に分布図で使用されています。



メルカトル図法

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16世紀にフランドル(現在のベルギー)出身のゲラルドゥス・メルカトルが考えた地図です。地球儀を円筒に描いたものです。
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図のように地球に巻き付けた円筒に地物を投影して作られる図法のことを円筒図法(円筒投影とも)と言います。経線が並行な等間隔の直線、緯線は経線と垂直に交わる直線で描かれるため、地球表面のすべての部分の角度が正しく表されるメリットがあります。地図上の2点を結ぶ直線は等角航路となり、 羅針盤による航海には便利です。そのために海図に利用されています。

正距方位図法

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図の中心から他の1地点を結ぶ直線が、図の中心からの正しい方位、最短経路を表し、図の中心からの距離を正しく求めることができます。図のように北極からみた地球の地図などがこれにあたります。 飛行機の最短経路や方位を見るために使われています。

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