|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
枕草子 原文全集「坤元録の御屏風こそ/節分違へなどして」 |
|
著作名:
古典愛好家
13,378 views |
|
坤元録の御屏風こそ
坤元録(こむげんろく)の御屏風こそ、をかしうおぼゆれ。漢書の屏風は、おほしくぞ聞こえたる。月次の御屏風もをかし。
節分違へなどして
節分違へなどして夜ふかくかへる、寒きこといとわりなく、おとがひなどもみな落ちぬべきを、からうじて来(き)つきて、火桶ひき寄せたるに、火のおほきにて、つゆ黒みたる所もなくめでたきを、こまかなる灰の中よりおこし出でたるこそ、いみじうをかしけれ。
また、ものなどいひて、火の消ゆらむもしらずゐたるに、こと人の来て、炭いれておこすこそいとにくけれ。されど、めぐりに置きて、中に火をあらせたるはよし。みなほかざまに火をかきやりて、炭を重ね置きたるいただきに、火を置きたる、いとむつかし。
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
枕草子 原文全集「きらきらしき物/神のいたう鳴るをりに」
>
枕草子 原文全集「雪のいと高う降りたるを/陰陽師のもとなる」
>
枕草子 原文全集「職の御曹司におはしますころ、西の廂にて」其の一
>
平家物語原文全集「大納言流罪 1」
>
枕草子 原文全集「さかしきもの/ただ過ぎに過ぐるもの/殊に人に知られぬもの」
>
平家物語原文全集「殿下乗合 1」
>
平家物語原文全集「大納言流罪 2」
>
デイリーランキング
























