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高校古文『春の野に霞たなびきうら悲しこの夕影に鶯鳴くも』現代語訳と品詞分解 |
著作名:
走るメロス
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はじめに
ここでは、大伴家持が詠んだ歌で、万葉集に収録されている「春の野に霞たなびきうら悲しこの夕影に鶯鳴くも」の現代語訳と品詞分解をしています。
原文
春の野に霞たなびきうら悲しこの夕影に鶯鳴くも
現代語訳
春の野に霞がたなびいていて、なんとなく悲しく感じる。夕暮れの光の中で鶯が鳴いているよ。
単語
たなびく | 雲や霞が薄く層をなしてなびている様子 |
うら悲し | 「うら」は表に表れずに内にこもっている気持ちを表す |
品詞分解
※名詞は省略してあります。
春 | ー |
の | 格助詞 |
野 | ー |
に | 格助詞 |
霞 | ー |
たなびき | カ行四段活用・連用形 |
うら悲し | 形容詞・シク活用・終止形 |
この | 連語 |
夕影 | ー |
に | 格助詞 |
鶯 | ー |
鳴く | カ行四段活用・終止形 |
も | 詠嘆の終助詞 |
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