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英語 品詞の種類一覧
著作名: ほりぃ
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はじめに

日本語と同じように、英語にも品詞があります。

名詞、代名詞、動詞、形容詞、副詞、冠詞、助動詞、前置詞、疑問詞、接続詞がそうです。
それぞれどのようなものがあるのかについて説明してみたいと思います。

【名詞】

ものの名前を表す言葉です。Pen(ペン)、Dog(犬)などからTom(トム)といった人の名前まで含みます。
複数形のときには名詞の語尾に「s」がついたり変化したりしますので、ちゃんと押さえておいてくださいね。

【代名詞】

読んで字のごとく、名詞の代わりとなる言葉です。例えばHe(彼)やShe(彼女)、It(それ)やThat(あれ)などがこれにあたります。
代名詞には「I、We、You、He、She、It、They」しかありませんのでしっかりと覚えておきましょう。

【動詞】

動きや状態を表す言葉です。動詞には状態を表す「Be動詞」と動きを表す「一般動詞」があります。Be動詞とは、「私は~である」「私は~にいる」といったように、人やものの状態を表すときに使います。例えば

I am a student. (私は学生です。)
He is in the classroom. (彼はクラスルームにいます。)

といったものがこれになります。
一方で一般動詞は、Walk(歩く)、Eat(食べる)のように、人や物の動作を表すものです。

I play tennis. (テニスをします)
I talk to her. (彼女に話かけます)

といったものがこれになります。
ちなみに動詞のことを英語で「verb」と言います。
SVOCやSVC等にでてくる「V」これはverbの省略なんですね。

【形容詞】

名詞を飾る言葉です。
日本語と同じニュアンスで考えて頂いたらわかりやすいと思います。
例えば「キレイな花」の「キレイな」がこれに相当します。

beautiful  flower. (キレイな花)となります。

形容詞は、名詞の前にくるだけでなく

That flower is beautiful.
(その花は美しい)のように、状態を表すBe動詞のあとにつくこともありますので、覚えておいてくださいね。

【副詞】

名詞を飾るのが形容詞なら、形容詞や動詞を飾るのが副詞です。

形容詞を就職する副詞

He is a very young man. (彼はとても若い男です)

このような例文があった場合、「young」は「man」を修飾する形容詞です。
一方で「very」は「young」を修飾している副詞になります。若いという単語を強調して「とても!若い」としています。この「とても!」が副詞です。
ご理解頂けましたか??

動詞を修飾する副詞

She walks slowly. (彼女はゆっくり歩きます)
ここではslowly(ゆっくり)という言葉がwalk(歩く)という動詞を修飾しています。
余談ですが、「○○ly」という単語の場合、副詞である可能性が高いです。
もちろん例外もありますので、ご自身の判断で確認をしてくださいね。

ちなみに副詞のことを「adverb」と言います。verb(動詞)に何かad(加える)言葉なので「adverb」と考えると覚え易いですよ。

【冠詞】

冠詞とは、a、an、theのことを指します。名詞の前につきます。
使い分けに関しては別頁で説明しましょう。

【助動詞】

文字のごとく、動詞を助ける言葉です。
では動詞を助けるってどんな意味なのでしょう。

can(〇〇できる)、must(○○しなければならない)、may(○○してもよい)などがこれにあたります。この○○のところに動詞が入ります。

He can run fast. (彼は早く走ることができる)
You must go home before 6. (6時までに家に帰らなければならない)
May I eat the cake? (ケーキを食べてもいいですか?)

動詞に動きがついていますね。
このような役割を果たすものを助動詞といいます。

【前置詞】

場所や時を表すときに使う言葉が前置詞です。例文を出しましょう。

He is in the car. (彼は車の中にいます)
The dog is on the chair. (犬は椅子の上です)
I have to go back at 6. (6時に帰らなくてはなりません)

それぞれの例文の in(~の中)、on(~の上)、at(時間を表すときに使います)が前置詞です。
Inやonのように状態を表す場合はbe動詞とセットで使いますので覚えておいてくださいね。

【疑問詞】

疑問詞とは、特定の疑問文を作るときに使う言葉です。
代表的なのは5W1Hです。

「??」な方もいらっしゃるかもしれませんので説明しましょう。
5W1Hとは、who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(何)、Why(なぜ)、そしてHow(どのように)を指します。どれもが疑問文を作るときに必要になってくるフレーズです。

Who is he? (彼は誰ですか?)
When did you go? (いつ行ったの?)
Where did you have a lunch? (どこでランチを食べたの?)
What is this? (これは何ですか?)
Why did you do such a thing? (なぜそんなことをしたの?)
How do you travel? (どのように旅行するの)

さらに、これに加えてHow much(いくら)、Whose(誰の)等もあります。

How much is this? (これはいくらですか)?
Whose bag is this? (これは誰の鞄ですか?)

【接続詞】

日本語と同じように文章と文章を接続するために使う言葉です。
代表的なのはand(そして)やbut(しかし)がこれにあたります。



以上、ざっとみてきましたがいかがだったでしょうか。日本語と似通っていますね。
ただ大切なことは、英語を日本語で考えるのではなく、英語を英語で考えるようにすることです。そうでなければ、せっかく英語を勉強してもそれは「受験英語」にしかすぎません。
本当に英語を学びたいと思うのなら、例えば品詞の種類も名詞、動詞…と覚えるのではなくnoun(名詞)、verb(動詞)というように英語で覚えるのも1つの手だと思います。



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