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高校英語文法 1 語・句・節・文と品詞
著作名: Kao
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英語はどうできている?

まず、英語はどういう要素からできてるか?というところから始めましょう。

英語の勉強は、日本語の勉強にもなります。
文法用語はややこしい名前ばかりですが、一つ一つ覚えていきましょう。

英語は、語・句・節・文という4つの要素から成り立っています。

語ってなに?

っていうのは、単語のことです。言葉の最小単位のことですね。

例えば、

This is a wallet.(これは財布です。)

という英語の文には

" This " " is " " a " " wallet "

という4つの語(単語)が含まれています。

この英語の単語は、それぞれの働きによって、分類することができます。

このように、単語をそれぞれの機能によって分類したものを、品詞といいます。

品詞の種類

英語の品詞は10種類あります。

名詞
   
人や物や事の名前を表します。
名詞には数えられる名詞と数えられない名詞があります。
また、名詞は、主語・目的語・補語になります。
orange, man, pen, art, carなど。

冠詞

冠詞は、名詞の前に置いて、その名刺が特定のものか、不特定のものかを表わします。
不特定を表す冠詞はa/an、特定を表す冠詞はtheです。

代名詞

名詞の代わりをするものです。
I, you, me, he, this, some, itなど。

形容詞

人や物事などの性質、状態、数量などを表します。名詞を修飾したり、補語になります。
right, happy, young, meny, fewなど。

副詞

動詞や形容詞などを修飾して、様態、場所、時、頻度、程度などを表します。
softly, there, always, tomorrow, veryなど。

修飾というのは、ある語句が他の語句の意味を詳しくしたりすることです。


動詞

人や物事の状態や動作を表します。主語の人称や、時制などによって形が変わるときがあります。
be, have, go, run, meetなど。

助動詞

動詞との組み合わせで、話し手の判断などを表わします。
can, may, must, willなど。

進行形や受動態に使うbeや、完了形に使うhave、疑問文や否定文のdoなども助動詞に入ります。


前置詞

名詞や代名詞の前に置かれ、前置詞句を作るものです。
at, by, for, onなど。

接続詞

「語」と「語」、「句」と「句」、「節」と「節」 などをつなぐものです。andなどの等位接続詞、becouseなどの従属接続詞があります。
and, but, becauseなど。

間投詞

話し手の感情を表します。
ah, oh, wellなど。

句と節ってなに?

句と節の違いは、「主語+動詞」を含むか含まないかの違いです。

二語以上の語が集まって一つの品詞の働き(名詞、形容詞、副詞など)をするとき、そのなかに「主語+動詞」の形を含まないものを、「主語+動詞」の形を含むものをといいます。

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