更新日時:
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内分点の公式とその証明[数直線上] |
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著作名:
ふぇるまー
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mとnを異なる正の数とします。
図のように、線分AB上に点Pがあり、"AP:PB=m:n"となるとき、
点Pは、線分ABをm:nに内分する
といいます。そして点Pのことを、内分点といいます。
数直線上の2つの点を、"A(a)、B(b)"とし、ABを"m:n"に内分する点を"P(x)"としたとき、xの値を求める公式があります。
例えば、A(1)、B(6)で、線分ABを1:4に内分する点をP(x)とすると、
"x=5"となります。実際に数直線をかいてみると
APの長さは、2−1=1
BPの長さは、6−2=4
"AP:PB=1:4"となりますね。
では、この公式の証明をしていきましょう。
公式の証明には、次の2パターンを考えていきます。
・BがAよりも大きい場合(a<b)
・AがBよりも大きい場合(a>b)
"a<b"ということは、数直線上の点"A、B、P"の位置関係は図のようになります。
APの長さは、AP=x−a
PBの長さは、PB=b−x
AP:PB=m:nなので、
x−a:b−x=m:n
n(x−a)=m(b−x)
nx−na=mb−mx
mx+nx=na+mb
x(m+n)=na+mb
"a>b"ということは、数直線上の点"A、B、P"の位置関係は図のようになります。
APの長さは、AP=a−x
PBの長さは、PB=x−b
AP:PB=m:nなので、
a−x:x−b=m:n
n(a−x)=m(x−b)
na−nx=mx−mb
mx+nx=na+mb
x(m+n)=na+mb
において"m=n"つまり"m:n=1:1"のとき、点Pは線分ABを1:1に2分する点となるので、線分ABの中点といえます。このときの点Pの座標は(m=n=1を代入して)
で求めることができます。
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