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今もなお紛争が続く地~アフガニスタン、チベット~ |
著作名:
早稲男
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はじめに
政治的価値観、宗教対立、独裁政権への不満、民族間の対立など、様々な理由から独立を求める運動は勃発します。
デモから過激なものになると紛争になることも少なくありません。
ここでは、今もなお紛争が続いている地域についてまとめていきましょう。
アフガニスタン紛争
2001年の9月11日のテロを発端に、アフガニスタンのタリバン政権とアメリカを主体とする国との間で戦争が始まりました。
もともとは、9・11テロの首謀者であったウサマ・ビンラディン率いる国際テロ組織アルカイダをタリバン政権がかくまっているとしてアメリカがタリバン政権に身柄の引渡しを要求します。しかしタリバンはこれを拒否。そこからこの戦争は始まりました。
1国のテロ組織と数カ国からなる連合諸国とでは力の差は歴然で、タリバン政権は崩壊します。
政権が崩壊したあと、反タリバン政権での新政府を後ろで支えてきたアメリカそして連合諸国ですが、次第に軍の撤退を始めます。国のシステムがきちんと成り立っていない状態ですので、国の情勢はよくなるどころか悪化していきます。
タリバンと反タリバン勢力との武力抗争、これがアフガニスタンにおける紛争の根底にある問題です。
チベット独立運動
チベットが中国からの独立(現在は軟化して、高度な自治を認めさせるため)を求めて起こっている紛争です。
チベットは、現在の中国の前身である「清」の属国でした。清の崩壊後チベットは独立を宣言します。しかし1950年に中国が中国人民軍をチベットに進行させ、再び自国の領地としてしまいます。
現在亡命中であるダライ・ラマ14世がなぜ亡命をしているかと言うと、チベット政府は1959年にダライ・ラマを指導者として武装蜂起を興しましたがこれに失敗。そのために亡命をしているのです。
中国は、チベット仏教の影響を抑えるために、独自でチベット仏教の指導者を認定しチベット自治区を治めさせているのが現状です。
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