更新日時:
|
|
領域と最大値最小値[2本の直線ver.] |
|
著作名:
ふぇるまー
18,689 views |
点(x,y)が次の不等式の表す領域内を動くとき、"x+y"の最大値と最小値を求めなさい。
・x≧0
・y≧0
・2x+y−10≦0
・x+2y−10≦0
・x≧0
・y≧0
・2x+y−10≦0
・x+2y−10≦0
まずは与えられた不等式の領域を図示してみましょう。
連立不等式の表す領域より、
境界線を含みます
グレーのかかった部分が不等式の表す領域です。
点(x,y)はこの領域の中にあるわけですが、このタイプの問題は解き方が決まっているので、解法を覚えるようにしましょう。
まず、"x+y=k"とおきます。「kの最大値と最小値を求める」と考え方を改めましょう。
次に、"x+y=k"を変形して"y=−x+k"とします。このときkはy切片となりますね。先ほど図示した領域に、傾きが−1の直線をかぶせて、その直線のy切片が最大となる点、最小となる点を求めてみます。
すると、"2x+y−10=0"と"x+2y−10=0"の交点(3,4)を通るときにkの値は最大となり、原点(0,0)を通るときに最小となることがわかります。
"x+y=k"なので、kが最大ということはつまりx+yが最大に、kが最小ということはx+yが最小になるのと同じことですね。
直線"y=−x+k"が(3,4)を通るとき、k=7(最大値)
直線"y=−x+k"が(0,0)を通るとき、k=0(最小値)
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
領域とは[1次不等式の表す領域]
>
2次不等式の表す領域を図示する問題[放物線ver.]
>
不等式の表す領域[円x²+y²>r²とx²+y²<r²の表す領域]
>
連立不等式の表す領域[2本の直線ver.]
>
領域における最大と最小
>
最近見たテキスト
領域と最大値最小値[2本の直線ver.]
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング
注目テキスト
数学II
- 式と証明
- 多項式の乗法と除法
- 分数式
- 恒等式/等式の証明
- 不等式の証明
- 二項定理
- 高次方程式
- 複素数
- 2次方程式(判別式/係数の関係/数の大小)
- 剰余の定理と因数定理
- 高次方程式
- 点と直線
- 点の距離
- 内分点/外分点
- 座標上の多角形
- 直線の方程式
- 垂直/平行な2直線
- 2直線の交点
- 点と直線の距離
- 円
- 円の方程式
- 円と直線の関係
- 円:軌跡の方程式
- 不等式の表す領域
- 指数関数と対数関数
- 指数と指数関数
- 対数と対数関数
- 三角関数
- 三角関数
- 加法定理/倍角の公式
- 微分
- 平均変化率・極限値
- 微分係数と導関数
- 微分:接線
- 微分:関数の増大と極大・極小
- 微分:最大値・最小値
- 微分:関数のグラフと方程式・不等式
- 積分
- 不定積分
- 定積分
- 積分:面積
- その他
- その他