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紫式部日記「女郎花」(渡殿の戸口の局に見出だせば〜)のわかりやすい現代語訳と解説
著作名: 走るメロス
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品詞分解

紫式部日記「女郎花」(渡殿の戸口の局に見出だせば〜)の品詞分解


単語・文法解説

(※1)渡殿寝殿造において建物と建物をつなぐ屋根のある廊下
(※2)局ここでは「部屋」と訳す
(※3)遣り水寝殿造などの邸宅の庭に水を引き入れるように作った流れ
(※4)朝顔朝寝起きの顔
(※5)ことつけカ行下二段活用「ことつく」の連用形。「ことづく」とも
(※6)疾ク活用の形容詞「とし」の語幹
(※7)なめれ断定の助動詞「なり」の連体形+推定の助動詞「めり」の已然形からなる「なるめれ」の撥音便無表記
(※8)多かる野辺に「女を冠する女郎花が多く咲く野辺に長くいれば浮名が立ってしまうからそろそろお暇しよう」というニュアンスを含んでいる



著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。



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