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古文単語「有らまし」の意味・解説【連語
著作名: 走るメロス
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「有らまし」の意味・活用・使用例【名詞】

このテキストでは、古文単語「有らまし」の意味、解説とその使用例を記している。

※ラ行変格活用の動詞「あり」の未然形「あら」と反実仮想の助動詞「まし」が一語になったもの。



「あらまし」には
あらまし(名詞・副詞)
荒らまし(形容詞)
③有らまし(連語)
などの用法があるが、ここでは「③有らまし」を扱う。

連語

意味

~であればいいのに、そうあったらよいのに

[出典]:万葉集
「神風の伊勢の国にもあらましをなにしか来けむ...」

[訳]:伊勢の国にいればよかったのに(私は)どうして(京都に)来たのだろうか...


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