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史記『完璧帰趙(是に於いて王召見し〜)』現代語訳(口語訳)・書き下し文と解説 |
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著作名:
走るメロス
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現代語訳(口語訳)
そこで趙の王は、(藺相如を)召して出会い、藺相如に尋ねて言うことには、
「秦王は、十五の都市と私の壁とを交換することを望んでいる。
与えるべきか否か。」と。
与えるべきか否か。」と。
藺相如が言うことには、
「秦は強国で趙は弱国です。
(要求を聞き入れないことは)許されないでしょう。」と。
(要求を聞き入れないことは)許されないでしょう。」と。
趙の王が言うことには、
「私の壁を取って、十五の都市を私に与えなければ、どうしたらよいだろうか。」と。
藺相如が言いました。
「秦は都市と壁との交換を求めていますが、(要請を)受け入れなければ、誤りは趙にあります。
趙が壁を与えたのに、秦が趙に都市を与えなければ、誤りは秦にあります。
この二つのことを公平に比べてみると、(秦に壁を与えることを)許して、(都市を与えない)秦に誤りを負わせる方がよいでしょう。」と。
趙が壁を与えたのに、秦が趙に都市を与えなければ、誤りは秦にあります。
この二つのことを公平に比べてみると、(秦に壁を与えることを)許して、(都市を与えない)秦に誤りを負わせる方がよいでしょう。」と。
王が言いました。
「誰を使者とすべきだろうか。」と。
藺相如が言いました。
「王様、どうしても使者に適任な者がいなければ、どうか私を壁を捧げ持って(秦に)行く使者としてください。
都市が趙に手に入れば、壁を秦に置いてきましょう。
都市が手に入らなければ、どうか私に、壁を無傷のままで趙に持ち帰らせていただきたく存じます。」と。
都市が趙に手に入れば、壁を秦に置いてきましょう。
都市が手に入らなければ、どうか私に、壁を無傷のままで趙に持ち帰らせていただきたく存じます。」と。
趙の王はそこで、そのまま藺相如に壁を捧げ持って西へと向かわせ秦に入国させたのでした。
※つづく:「秦王坐章台、見相如。〜」現代語訳(口語訳)・書き下し文と解説
単語・文法解説
| 城 | 日本でいう城ではなく、城壁に囲まれた町・都市のこと |
| 寡人 | 「私」。王や諸侯が自分自身を指して使う言葉 |
| 曲 | 誤り |
| 均之二策 | 「均」とは、公平に比べることを指している |
| 必無人 | 「必」は、ここでは「どうしても〜ならば」と訳す |
| 遂 | そのまま |
著者情報:走るメロスはこんな人
学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
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