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17世紀~18世紀の哲学 ~経験論ベーコン(帰納法)、合理論デカルト(演繹法)、ドイツ観念論カント~
著作名: エンリケ航海王子
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合理論とは

合理論とは、フランスのルネ=デカルト(1596~1650)が発展させた哲学です。

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(ルネ=デカルト)

合理論は、さまざまな事象を懐疑的に見て、人間が持つ普遍的な理性を出発点とし、論理的に結論を導き出す哲学です。

デカルトは、著書『方法序説』の中で有名な言葉を残しています。

我思う、故に我あり。(仏: Je pense, donc je suis、羅: ego cogito, ergo sum)」です。

デカルトはさまざまな事象を懐疑的に見るという方法的懐疑という手法で真理を得ようとしました。

しかし、論理的思考には出発点が必要です。さまざまな事象を方法的懐疑で捉えることによって、全てのものは懐疑的になるわけですが、デカルトは方法的懐疑をしている自分自身の存在は揺るがないものであるということを思考の出発点にしました。これを表す言葉が「我思う、故に我あり」なのです。

デカルトは、この合理論の実践方法として、演繹法を唱えました。

演繹法

演繹法とは合理論を実践するための方法で、ある命題(前提)を立て、それを論理的に考えることで真理を導き出す方法です。

ちょっと例を見てみましょう。

・ソクラテスの例
前提1すべての人間はいつか死ぬ。
前提2ソクラテスは人間である。
結論故にソクラテスはいつか死ぬ。


これが演繹法です。

この演繹法に基づく大陸合理論は、その後オランダのスピノザ(1632~1677)、ドイツのライプニッツ(1646~1716)によって批判的に受け継がれ、発展していきます。

スピノザは汎神論、ライプニッツは単子(モナド)論という独自の主張もしました。


その後、18世紀末にドイツのイマヌエル=カント(1724~1804)は、イギリスの経験論と大陸の合理論のどちらも独断的であるとして、批判的にドイツ観念論という新しい哲学を打ち立てます。

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(イマヌエル=カント)

彼は『純粋理性批判』、『実践理性批判』、『判断力批判』、『永遠平和のために』などの著作を残しました。

このように、イギリス経験論と大陸合理論、ドイツ観念論は、その後の近代哲学に大きな影響を与えました。



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