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土佐日記『阿倍仲麻呂・阿部仲麻呂の歌』(十九日。日あしければ船いださず〜)わかりやすい現代語訳と解説
著作名: 走るメロス
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品詞分解

※品詞分解:土佐日記『阿倍仲磨呂(阿部仲麻呂の歌)』の品詞分解



単語・解説

心もとなけれ形容詞「こころもとなし」の已然形。不安で落ち着かない
そこなふ傷つける。おこでは痛めると訳す。
わびしやりきれない
阿倍仲麻呂奈良時代の人。唐に留学するも日本に帰国することができなかった
かの国人阿倍仲麻呂が留学していた「唐」を指す
馬のはなむけ馬に乗って陸路で旅をする人の無事を祈願するイベント・送別会
上中下の人身分が上・中・下の人
男文字漢字のこと。この時代、男性は漢字を、女性は仮名文字を使っていた
ここのことば日本の言葉
やあらむ「や~む」で係り結びの法則。ここでは推量を表す。


備考

土佐日記は紀貫之が書いたのですが、貫之は身分を女性にいつわって、その女性からみた紀貫之の様子を日記の形で書いています。あくまでも主人公(自分のこと)を第3者の視点でみているということをおさえておきましょう。



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