manapedia
更新日時:
負の平方根の解き方
著作名: OKボーイ
41,162 views
はじめに

平方根の中の数字は、今まで正の数であることが一般的でした。
しかし複素数という概念が出てきたために、その考え方を改めなければなりません。
つまり、平方根の中に負の数が入ることがあるのです。
例えば といった具合に。

今回はその考え方について説明をしたいと思います。

負の平方根

例えば があったとしましょう。
このままでは不恰好ですので、どうにかしてルートの中のマイナスを表に出さなければなりません。
どうしたらいいのでしょうか。
それは、複素数を用いることによって解決できます。
ポイント

として考える。


このように覚えてください。
これだけで、負の数の平方根はばっちりです。
実際に数式を使って考えてみましょう。


という式を解いてみましょう。

ポイントの通り、



として考えます。すると、

というように解くことができます。

いかがでしたでしょうか?
<ポイント>の部分をしっかりと覚えて実践できるようにしていきましょう。


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。






数学II