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古文単語「かく/掻く」の意味・解説【カ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
5,257 views |
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「かく/掻く」の意味・活用・使用例【カ行四段活用】
このテキストでは、古文単語「かく/掻く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
動詞「かく」には
①欠く
②駆く/駈く
③舁く
④掛く/懸く
⑤掻く
などの用法があるが、ここでは「⑤掻く」を扱う。
カ行四段活用
| 未然形 | かか |
| 連用形 | かき |
| 終止形 | かく |
| 連体形 | かく |
| 已然形 | かけ |
| 命令形 | かけ |
■意味1:他動詞
ひっかく、かきむしる。
[出典]:万葉集
「眉根かき鼻ひ...」
[訳]:眉をひっかきくしゃみをして...
「眉根かき鼻ひ...」
[訳]:眉をひっかきくしゃみをして...
■意味2:他動詞
(くしで髪を)
すく。
[出典]:須磨 源氏物語
「御鬢かき給ふとて、鏡台に寄りたまへるに...」
[訳]:髪をおすきになるということで、鏡台にお寄りになったところ...
「御鬢かき給ふとて、鏡台に寄りたまへるに...」
[訳]:髪をおすきになるということで、鏡台にお寄りになったところ...
■意味3:他動詞
(刀などの刃物で)
切り取る、削り取る。
[出典]:敦盛最期 平家物語
「取って押さへて頸をかかんと甲を押し...」
[訳]:取り押さえて首を切り取ろうと兜を押し上げて...
「取って押さへて頸をかかんと甲を押し...」
[訳]:取り押さえて首を切り取ろうと兜を押し上げて...
■意味4:他動詞
払いのける、手で払う。
[出典]:うつくしきもの 枕草子
「頭は尼そぎなるちごの、目に髪のおほへるをかきはやらで、うちかたぶきてものなど見たるも、うつくし。」
[訳]:髪型を尼のように肩の高さで切りそろえた髪型である子どもが、目に髪がかぶさっているのを払いのけることもしないで、首をかしげて何かを見ているのなども、かわいらしい。
「頭は尼そぎなるちごの、目に髪のおほへるをかきはやらで、うちかたぶきてものなど見たるも、うつくし。」
[訳]:髪型を尼のように肩の高さで切りそろえた髪型である子どもが、目に髪がかぶさっているのを払いのけることもしないで、首をかしげて何かを見ているのなども、かわいらしい。
■意味5:他動詞
(食べ物を)
急いで食べる、かきこむ。
[出典]:猫間 平家物語
「猫殿...かき給へ。」
[訳]:猫殿...かきこみください。
「猫殿...かき給へ。」
[訳]:猫殿...かきこみください。
■意味6:他動詞
弦楽器を弾く。
[出典]:若菜上 源氏物語
「かき合はせたまはむ御琴の音も...」
[訳]:合奏なさるお琴の音色も...
「かき合はせたまはむ御琴の音も...」
[訳]:合奏なさるお琴の音色も...
■意味7:他動詞
とりすがる。
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