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古文単語「かたしく/片敷く」の意味・解説【カ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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「かたしく/片敷く」の意味・活用・使用例【カ行四段活用】

このテキストでは、カ行四段活用の動詞「かたしく/片敷く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

カ行四段活用

未然形かたしか
連用形かたしき
終止形かたしく
連体形かたしく
已然形かたしけ
命令形かたしけ


意味:自動詞

(自分の衣の袖を敷いて)
ひとり寂しく寝る

[出典]百人一首
「きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣片敷き ひとりかも寝む」

[訳]:こおろぎの泣いている、霜の降りる寒々とした夜のむしろに、自分の衣だけを敷いて私はひとりで寂しく寝るのだろうか。


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