更新日時:
|
|
領域における最大と最小 |
|
著作名:
OKボーイ
36,996 views |
この問題は応用問題ですが、試験ではこのパターンはよく出されますのでしっかりと抑えてください。
xとyが次の4つの不等式の条件を満たす時、x+yの最大値および最小値について考えてみましょう
…①
…②
x+y=kとおくと、この式は傾きが-1でy切片がkの直線を表します。
この直線と、与えられた4つの不等式全部を満たす領域とが共有点を持つようなkの値を求め、その中で最大値と最小値を探せば良い。
まず、4つの不等式を図示してみましょう。
①と②は(3,2)で交わり、図の斜線部が4つの不等式を同時に満たす領域となります。この領域をDとします。
Dは4点(0,0)、(4,0)、(0,3)、(3,2)を頂点とする四角形の周り及びその内部を表します。
x+y=kとおくと、この直線がDと共有点を持つようなkの値の最大値と最小値を求めればよいのです。この直線のy切片はkですね。
つまり、 y切片の値が大きければ大きいほどkの値は大きく、y切片の値が小さければ小さいほどkの値も小さくなります。
図からわかるように、kの値はx+y=kが(3,2)をを通る時に最大に、(0,0)を通るときに最小となります。
よって、x=3、y=2のときにx+yは最大値5
x=0、y=0のときにx+yは最小値0をとります。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
不等式"(x+y)(x−y−1)>0"の表す領域を示す問題
>
円における領域
>
不等式の領域を利用した証明問題
>
領域と最大値最小値[2本の直線ver.]
>
連立不等式の領域
>
最近見たテキスト
領域における最大と最小
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング
数学II
- 式と証明
- 多項式の乗法と除法
- 分数式
- 恒等式/等式の証明
- 不等式の証明
- 二項定理
- 高次方程式
- 複素数
- 2次方程式(判別式/係数の関係/数の大小)
- 剰余の定理と因数定理
- 高次方程式
- 点と直線
- 点の距離
- 内分点/外分点
- 座標上の多角形
- 直線の方程式
- 垂直/平行な2直線
- 2直線の交点
- 点と直線の距離
- 円
- 円の方程式
- 円と直線の関係
- 円:軌跡の方程式
- 不等式の表す領域
- 指数関数と対数関数
- 指数と指数関数
- 対数と対数関数
- 三角関数
- 三角関数
- 加法定理/倍角の公式
- 微分
- 平均変化率・極限値
- 微分係数と導関数
- 微分:接線
- 微分:関数の増大と極大・極小
- 微分:最大値・最小値
- 微分:関数のグラフと方程式・不等式
- 積分
- 不定積分
- 定積分
- 積分:面積
- その他
- その他