更新日時:
|
|
3分でわかる伊勢物語「東下り・駿河」の内容とポイント |
|
著作名:
走るメロス
5,411 views |
ここでは伊勢物語の一節『東下り』の駿河編(行き行きて、駿河の国にいたりぬ〜)の内容とポイントを記しています。
※三河編についてはこちら:3分でわかる伊勢物語「東下り・三河」の内容とポイント
【1つ目の和歌】
当時、夢に恋しい人が現れないのは、その人が自分のことを思ってくれていないからだと考えられており、和歌には「あなたは私のことを忘れしまい、思ってくれていないのですね」というメッセージが詠み込まれている。
三河を後にしてさらに東へと進むと、駿河の宇津という土地に着きます。暗く、つたが生い茂る道を見て心細く思っていたところ、思いがけず、知っている修行者に会いました。救われたような思いの中で一行は、「都に残してきた愛しい人へ届けてほしい」と修行者に和歌をしたためた手紙を託します。
駿河にある宇津の山のほとりに来ていますが、その「うつ」という名から思い起こされる現実(うつつ)でも夢の中でも(あなたに)逢わないことですよ。
さて、富士山を見ると5月下旬だというのに雪が白く降り積もっています。そこでまた歌を詠みました。
季節をわきまえない山は富士の山です。五月末なのに、今をいつだと思って、子鹿のまだら模様のように雪が降り積もるのでしょうか。
この富士山を京都の山で例えるならば、比叡山を20ほど積み重ねたぐらいの高さで、その形は塩尻のようでした。
※現代語訳・口語訳とその解説はこちら
伊勢物語『東下り・駿河』の現代語訳と解説
※品詞分解はこちら
伊勢物語『東下り・駿河』の品詞分解(助動詞など)
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
3分でわかる伊勢物語「すける物思ひ」の内容とポイント
>
3分でわかる徒然草「家居のつきづきしく」の内容とポイント
>
平家物語 祇園精舎
>
3分でわかる「大江山・小式部内侍が大江山の歌のこと」の内容とポイント
>
『瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ~』わかりやすい現代語訳と解説
>
最近見たテキスト
3分でわかる伊勢物語「東下り・駿河」の内容とポイント
10分前以内
|
>
|
中学国語
- 現代文
- 現代文:論説/評論文
- 現代文:小説
- 現代文:随筆
- 現代文:短歌/俳句
- 現代文:文法
- 現代文:文法
- 現代文:作家
- 現代文:作家
- 現代文:ことば
- 現代文:漢字/単語/熟語/ことわざ
- 現代文:その他
- 現代文:その他
- 古典:読み解き
- 古文:文章の訳/読み解き
- 漢文:文章の訳/読み解き
- 古典:文法
- 古文:文法
- 漢文:文法
- 古典:ことば
- 古文:単語/ことば
- 漢文:単語/ことば
- 古典の基礎知識
- 古文の基礎知識
- 漢文の基礎知識
- 古典:その他
- 古典:その他